皆の衆、梅雨らしからぬ空じゃのう。
穏やかな青空に、穏やかな日差し。
少し蒸し暑いが、それを除けは初夏のさわやかさ。
週末のお出かけには最適だろう。
今日の話題は、現在、卯立の工芸館で開催中の
「絵てがみ作品展」について。
広島県熊野町の筆の里さんとの交流企画展じゃ。
←50点がズラリとならぶ
熊野筆は、一昨年、国民栄誉賞副賞としてなでしこジャパンに贈られたことで有名。
もちろん、それは化粧筆だったが、筆と紙は「文房四宝(ぶんぼうしほう)」といって、
文房具には欠かせないものの筆頭じゃ。
ちなみに残りの2つの宝は、硯と墨。納得。
このようなことを背景に、
越前和紙の里では定期的に絵てがみ展を開催している。
交流企画展の絵てがみのテーマは「ありがとう」。
↑ 家族に向けての「ありがとう」が目立つ
子どもの部の作品は、言葉もストレートで、かわいく清々しい印象。
一般の部の作品は、しみじみとした印象。じんわり効いてくる。
↑ 文字も味のうち
5月と6月が終わり、こどもの日も、母の日も、父の日も終わってしまったけれど、
ここでもう一度、「ありがとう」を確認したいものじゃ。
もちろん、「ありがとう」の想いは家族だけのものではないがの。
待っておるぞ。
「2013年6月」の記事一覧
皆の衆、蒸し暑い一日じゃのう。
ここ越前は梅雨入りはまだだが、
今日は曇って梅雨入り直前の重い空気が漂っている。
来週くらいには梅雨入りしそうじゃ。
今回の話題は、現在、東京にある福井県のアンテナショップ、
ふくい南青山291で始まった展覧会「うつす和紙」についてじゃ。
今週月曜の10日、無事にスタートした。
↑ 入ってすぐ右の階段にある和紙の足跡をたどると・・・会場へ
昨夏、越前和紙の里で開催した展覧会の東京巡回じゃが、
新たに加わった作品も多い。
上の和紙で制作された足跡「イチダントバシ」もそのひとつ。
会場へのステキな道案内になっている。
↑ 越前和紙に福井の風景をうつした作品に囲まれる
↑ 映像の新作!なんと和紙をマーカーとしたAR(拡張現実)作品!!
← 青年部の作品も紹介
福井での展示の東京巡回のはずだったのだが、
新作も加わって、充実度もUP。
福井に逆巡回(笑)したい気持ちが湧いてきた。
この展示は明後日16日まで。
15日と16日には、写真家の棚井氏によるトークもある。
NY在住の棚井氏のトークはかなり貴重。
聞き逃せませんぞ。
近くの者はぜひ足を運んでおくれ。
そしてこの「うつす和紙」展。
この東京展でひとまず終了かと思いきや・・・まだ続く予感。
まだまだ目が離せない!!
乞うご期待!
皆の衆、今日も晴れて気持ちがいいのう。
ここ越前の梅雨入りはまだ。
このまま夏になってしまうのではと思えるほどの青空じゃ。
この青空の下、卯立の工芸館では昨日から
「山野草と和紙の奏でる日本の美」展が開催されている。
この展覧会は、和紙をバックに山野草を展示するもので、
毎年、たくさんのファンが訪れる。
今日も朝から、多くの来館者で賑わっているようじゃ。
←1階の座敷には大ぶりの山野草
←緑が映える!!
和紙ももちろんだが、座敷と山野草の相性はすこぶる良い。
畳も、柱も、襖(紙)も、元は植物。
相性が良いのは当たり前と言えば当たり前だが、
この展示では、これもかと見せつけられているような気がしてくる。
←2階の雰囲気もバツグンじゃ
↑和紙の美しさにも注目じゃ!|梅雨時期らしく、アジサイも目立つ
気付いた者もいるだろうが、
先日まで開催していた「X和紙」展で紹介していた作品も、
バックに使われている。
山野草のスタッフが是非にとお願いしたようじゃ。
嬉しいのう。
そしていい感じじゃ!!
山野草は生きているので、展示期間は短い。
展示は6月10日(月)まで。
見逃がさないよう!!
そして同じく10日からは、東京の南青山で「うつす和紙」展がスタートする。
「うつす和紙」の展示期間は1週間。16日まで。
さらに、ただいま募集中の「越前和紙七夕吹き流しコンテスト」の応募締切は、
明日6月9日まで。
イベントだらけの越前和紙の里。
今後の活動にも目が離せない!!
皆の来場を待っておるぞ。
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