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和紙の里の文化人

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皆の衆、新緑が気持ちいいのう。
今日の越前は文字通りの五月晴れ。
気温もあがって、初夏の雰囲気すら漂う。

新緑や初夏という言葉からは、
何か新しいことやものがイメージされる。
実は、越前和紙の里で最近、新調されたものがある。

zusetsu_1.jpg
↑ 卯立の工芸館の「越前紙漉図説」パネル!

卯立の工芸館に設置してあった、
「越前紙漉図説」のパネルを新しく作製したんじゃ。
「越前紙漉図説」は、明治5年に小林忠蔵が制作した越前和紙の工程図じゃ。
彼は、ここ五箇の豪商で、紙に関しては特に詳しかったという。

今までも同じようにパネルを掲示していたが、掲示して10数年。
さすがに汚れが目立ってきたので、今回新調した。

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↑ 当時の紙づくりの様子が伝わる|卯立の工芸館では、それを再現している

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↑原料を叩く(叩解)

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↑選る(塵より)

元々の図説はもちろん線描のみ。
それに色を付けてもらったんじゃ。
前回のパネルと比べると、力強く若々しい感じがする。
着色してくれたのは、地元の粋な俳画人。
実は数年前まで紙に関わる仕事をされていた方じゃ。

zusetsu_k.jpg ←レジの下に注目。

雅号は「一水」という。
卯立の工芸館の受付ブースに、彼の作品を観ることができるぞ。
作品は、季節によって掛け替えられる。
工芸館に寄った際には、こちらにも注目しておくれ。
紙に関わる者には、文化人が多いというのは、わしの勘。
しかし、当たらずとも遠からず。
紙は文化を支えているのだから。
和紙の里にも、もちろん多い。
またここでも紹介することにしよう。

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管理人:わしだるま
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