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世界最大の和紙

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皆の衆、今朝も気持ちよく晴れているのう。
この後、気温はぐんぐん上がって、今日は夏日になるらしい。
エル・ニーニョの発生がニュースになったが、
今はこの晴天を楽しんでおくれ。

昨日の和紙の里は涼しかったが、夏日に負けないくらい暑い(熱い!)
出来事があったことを知っている者は多いだろう。
昨日、越前で、世界最大の手漉き和紙が作られたんじゃ。

taishi_1.jpg ←長さ10m以上!

製紙にあたった上山製紙所は、平成元年にも7.1m×4.3mの紙を漉いた。
「平成大紙」と名付けられたその紙は、昨日までは世界最大の手漉き和紙だった。
今回は、それを上回るサイズ。
幅は下回るものの、長さは10m以上で、「平成長尺大紙」と命名された。

完成した紙は、人気漫画家の井上雄彦殿が絵筆を振るうことになる。
井上殿も紙漉きに参加していたぞ。

taishi_2.jpg ←真剣な表情

taishi_5.jpg ←漉きあげた紙に満足気な井上殿

taishi_3.jpg ←な、ながい・・・

原料は楮100%。
丈夫な紙となるはずじゃ。
ここに井上殿はスペインの建築家、ガウディの世界観を描き込むという。
奇しくも、紙の文化博物館にある「平成大紙」には、
スペインはバルセロナの街が描かれている。
その中には、ガウディが設計したサグラダ・ファミリアも描かれている。
偶然?!

taishi_4.jpg ←どんな絵が描かれるのだろう

この紙漉きの準備期間は約2ヶ月。
短期間で、道具や原料を揃えたのだ。
越前の職人の力を感じるのう。
画家たちの求めに応じた和紙をつくってきた越前。
その熱い心意気を改めて感じた紙漉きじゃった。

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管理人:わしだるま
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