「2014年11月」の記事一覧

今立現代美術紙展2014

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皆の衆、行楽に出かけている者も多いかのう?
三連休のド真ん中。
ここ福井は、晩秋とは思えぬポカポカ陽気じゃ。

このポカポカ陽気のなか、和紙の里では明日、
いまだて芸術館にて、紙文化講演会」が開催される。
和紙研究者たちが、最新の研究成果を講演するんじゃ。
楽しみじゃのう。

そしてもう一つ楽しみが!
今月21日より、講演会と同じ会場、いまだて芸術館で、
「今立現代美術紙展2014」が始まっているんじゃ!!

kamiten_f.jpg ←過去に出品された「伝説の」作品がメインビジュアル

1979年に第1回が開催されたこの展覧会は、
紙を素材とした、たくさんの優れた作品を生み出してきた。
ゼロ年代に休止となったが、今回の講演会に合わせて一時復活。
ゆかりの作家たちの作品を紹介している。

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↑ 様々なスタイルの作品たち

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↑ 過去の紙展のポスターも展示(右)

参加作家は17名。
ゆかりの作家にまじって、若手の作家も出展している。
彼らの作品にも注目じゃ。

kamiten_3.jpg ←「相応2014」|左は設置直後の様子

そして!屋外展示の作品も見逃してはならぬぞ。
とはいえ、氷を使った作品なので、ここ陽気にどんどん溶けて、
開幕から3日目の今日、とうとう全て溶けてしまった。
しかし、痕跡は残っておるぞ。
氷の下には和紙。振りかけた色粉が水と混ざり染み込んでいく。

kamiten_7.jpg ←和紙にひろがる氷の痕跡

この展覧会は、今月27日まで。
和紙の里に寄り添い、紙を素材に制作を続ける作家たち。
彼らの紙に対する愛情も感じ取れる展覧会じゃ。
ぜひ足を運んでおくれ。
待っておるぞ。


変幻自在の和紙の姿

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皆の衆、紅葉が美しい季節になったのう。
ここ和紙の里でも、通りや山々が黄色や赤に色づいて、
思わず見入ってしまうほどの美しさじゃ。
しかし、この美しさももうすぐ見納め。
あと10日もすれば、師走がやって来る。

今日は、先週末から卯立の工芸館で始まった
「和紙の姿展」についての話題じゃ。

sugata_1.jpg ←看板揮毫も出展作家が

今月24日に開催される「和紙文化 in 越前」講演会の関連事業のひとつ。
主催の和紙文化研究会の会員を中心に、
17名の作家が前和紙を使い制作した作品を展示している。
展示点数はおよそ100点。
かなり見応えのある展示になっている。

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↑ 特別に作られた和紙を使ったコート(左)|襖の見本帖を使ってのミニ屏風(右)

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↑ 製本作品の数々(左)|和紙活用の王道・書(右)

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↑ 影までも楽しめる照明(左)|竹の紙を折り込んだ帯や着尺(右)

作家が17名なら、そのジャンルも多く13ジャンルに及ぶ。
様々な表現から、越前和紙の可能性の高さが感じられる。
作品に使われた越前和紙の情報をはじめ、作家のコメントなども知ることができる。
さらに、複数の異なる越前和紙で、その表現の違いを示したこんな作品も。

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↑ 本作品の作家はオープニングにも参加してくださった。

ほおづえをつく女性が並ぶ。
木版のこの作品は、同じ版木で異なる越前和紙に刷られている。
ちょっとした違いが、女性の表情を変える面白い作品じゃ。
お気に入りの女性を選ぶのも楽しい。

この展覧会は、来月14日(日)まで。
作家も力のある作家ばかり。
これだけの作品を一堂に観覧できる機会はあまりない。
見逃してはならぬぞ!

さらに!明日21日からは、いまだて芸術館にて、
「今立現代美術紙展2014」が始まる。
ながらく休止中だったこの展覧会。
「和紙文化 in 越前」に合わせて、一時復活。
全国からも注目を集めていた展覧会だけに、こちらも目が離せない!
楽しみにしていておくれ。



管理人:わしだるま
和紙の里の自然や人々が
大好きな越前和紙の精。
和紙の里に生息し、
いろんな所に出没中。

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