「2016年1月」の記事一覧

紙に遊ぶ

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皆の衆、今日は大寒、1年の内で最も寒さが厳しくなる頃じゃ。
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卯立の工芸館も雪景色・・・さすがに毎日寒いのう。
ただこの寒い冬の、冷たい水が紙漉きには適していて、職人たちは時々手をお湯で温めながら懸命に紙を漉いている。
越前和紙の白は雪の白を映したようだとわしは思っておるのじゃ。

今日はそんな越前和紙の職人だった故柳瀬良三の作品展の紹介じゃ。
2015年が生誕100年の記念の年であったことから、越前和紙の里は卯立の工芸館で展示をする事となった。
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柳瀬氏は旧今立町に生まれ、越前和紙の職人として成長した。
若い頃から書画を好んで書を習い、後年には絵筆をとって、多くの作品を残している。
作品は書や水墨画から、俳画すなわち俳句を添えた軽妙な絵など多岐に渡っており、展示では「らくがき」と題された画帖や喜寿、米寿の句集なども並んでいる。
柳瀬氏はまた地元では「絵の好きなおじいちゃん」として親しまれ、会場では絵を前に懐かしむ人の姿も多く見られる。
洒脱で、時に力強い筆の跡は柳瀬氏の人柄を表しているようじゃ。
眺めていると「紙に遊ぶ」という言葉が浮かんでくる。

和紙を漉き、紙に遊び、紙とともにいきた職人文人 柳瀬良三展、2月29日まで、越前和紙の里 卯立つの工芸館で開催中じゃ。
ぜひ見に来てほしい。

管理人:わしだるま
和紙の里の自然や人々が
大好きな越前和紙の精。
和紙の里に生息し、
いろんな所に出没中。

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