「2017年5月」の記事一覧

画紙をたずねて...

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皆の衆、暑くなってきたのう。
4月8日から5月7日、リニューアルオープンイベントの間は
越前和紙の里facebookに出張しておったので久方ぶりの更新じゃ。
皆の衆、facebookも要チェックじゃぞ。

さて今回は、和紙をたずねて...
越前和紙の里にも遊びに来てくれる友人
福井県立美術館のブブ広報部隊、ミニブブ殿と
岩野平三郎製紙所の和紙に描かれた障壁画を追って、
愛知県の豊田市美術館から奈良県の薬師寺まで
全行程562kmの旅をしてきたのじゃ。

まずは豊田市美術館、「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」
戦後を代表する日本画家、東山魁夷氏が10年をかけて完成させた
唐招提寺御影堂の障壁画を鑑賞。
IMG_1688.JPG
通常は非公開の障壁画に大盛況の豊田市美術館では
御影堂の建具を再現した展示室にて、静謐な青と緑、また墨色の
魁夷の世界を堪能する。

後ろ髪(ないがそういう気持ちで)を引かれながら一路近鉄特急にて奈良薬師寺へ移動。
限定公開中の平山郁夫氏による「大唐西域壁画」を拝見。
IMG_1694.JPG IMG_1692.JPG
食い入るように見つめすぎたのかスタッフ氏に「画学生ですか?」と聞かれてしまったのじゃ。
いくつになっても向学心は持ち続けたいものじゃのう。

東山魁夷氏と平山郁夫氏、どちらも三代岩野平三郎が抄造した和紙に描いておる。
静謐の中に滴るような情趣をみせる東山魁夷氏、
絵具が盛りあがり迸るような力強さをみせる平山郁夫氏、
どちらも受け止めうる岩野平三郎の紙の力を強く感じた旅じゃった。

薬師寺さんでは写経用紙にも岩野平三郎製紙所の紙を使っていただいておる。
岩野殿と縁の深いお寺なのじゃ。
IMG_1693.JPG最後に花筐公園から送られた薄墨桜とともに。


管理人:わしだるま
和紙の里の自然や人々が
大好きな越前和紙の精。
和紙の里に生息し、
いろんな所に出没中。

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