越前和紙の里がある今立地区は、全国に数ある和紙産地の中でも1500年という長い歴史と、最高の品質と技術を誇る、越前和紙の産地です。
その歴史と伝統を守り伝えるため、まちづくり事業の一環として作られたシンボルロード「和紙の里通り」の見どころや、越前和紙の特徴についてご紹介します。
全長230mの通り沿いには伝統家屋や里山の自然に溢れた街路樹が立ち並び、特産品やお土産物屋などの店があります。石畳の遊歩道沿いにはベンチが設けられ、せせらぎに癒されます。
また、近隣には花筐公園など様々な自然・歴史的なゆかりの地があり、越前市今立地区を代表する観光エリアとしても親しまれています。
和紙の里エリアには、紙祖神を祀った岡太神社・大瀧神社や、昔ながらの和紙産地の面影を残す五箇地区の古い町並みが徒歩圏内にあり、風情のある散策ルートとして楽しむことが出来ます。
また春の祭礼は「神と紙の祭り」とも呼ばれ、御神体をのせた神輿が五箇の街中を練り歩きます。
越前和紙は一般的な和紙から書画紙・特殊専門紙まで多種多様な和紙を扱っており、殆どの和紙がここで手に入ると言っても過言ではありません。
越前和紙の特徴と代表的な種類、原料や紙漉きの工程についてご紹介いたします。
越前和紙の里 〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44 パピルス館内
tel:0778-42-1363 fax:0778-42-2425