若手職人三人展 [※開催終了]

開催期間
2022年07月30日(土) ~ 2022年08月29日(月)
午前9:30〜午後5:00(入館は午後4:30まで)※火曜日休館
開催場所
越前和紙の里 卯立の工芸館
利用料金
大人300円(団体200円)
※高校生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方は半額
※紙の文化博物館との共通料金

越前和紙の里 卯立の工芸館2階では8月29日(月)まで、若手職人三人展を開催しています。
(株)五十嵐製紙に勤務する若手職人三人がつくる和紙の世界をぜひともご覧ください。

8月27日(土)と28日(日)に開催される「千年未来工藝祭」では、自らのアイデアで製作した作品を発表いたします!

古澤花乃さん
兵庫県出身。京都造形大学芸術学部 美術工芸学科を卒業し、現在は(株)五十嵐製紙に勤務。
絵を描いていると、和紙によって色の出方が変わると話す古澤さん。
学生の頃は無地の紙を使っていたが、今は作り手でもあり、使い手でもあるからこそ、様々な紙を使い分けて描いている。
一人前に紙を漉けるようになることが今の目標。自分の思い通りにいかないことが面白く、模索しながらやっていくのが楽しいと語る。

加藤義樹さん
福井県鯖江市出身。京都伝統工芸大学 伝統工芸科を卒業し、現在は(株)五十嵐製紙に勤務。
小学校の遠足で訪れたパピルス館での紙漉き体験がきっかけで、小学6年生の頃、職人を目指すことを志す。
和紙の好きなところは、丈夫さと歴史。
夢は紙の用途の幅を広げること。今後も今の生活に合った作品を作っていきたいと語る。

谷田和音さん
福井県福井市出身。嵯峨美術大学を卒業し、現在は(株)五十嵐製紙に勤務。
一枚の紙の背景には木から紙になるまでの工程があり、紙には一人ひとりの努力や想いが詰まっている。
紙漉きの仕事を始めてから、絵を描くことに対しての考え方が変わったと話す。
日々の仕事は新しい発見の連続。共に働く一人ひとりの仕事や言葉を次の世代に伝えていきたいと語る。