不思議がいっぱい!和紙の秘密を探ろう
私たちがふだん何気なく使っている紙は、生活の色々なところで使われています。
けれど、「和紙」と聞くと、どこか特別な響きがありませんか?
和紙は日本で古くから作られてきた伝統的な紙で、コウゾやミツマタ、ガンピといった植物の皮から作られています。昔からふすまや障子、手紙や本など、暮らしのさまざまな場面で使われてきました。
なかでも和紙を作っている今立五箇は、日本を代表する和紙の産地です。山に囲まれた地域には、今も多くの紙すき工房があり、様々な種類の和紙が作られています。越前和紙の歴史は古く、「越前に漉けない紙はない」と言われるほど、品質と技術の高さで知られています。
産地では長い年月の中で受け継がれてきた技術を守りながら、現代の暮らしに合う和紙を生み出し続けています。
この特別展では、そんな越前和紙の魅力を「見て・さわる」体験を通して、楽しく学べます。
和紙の不思議や美しさをぜひ体感してください。