竹久夢二展 [※開催終了]

開催期間
2022年10月05日(水) ~ 2022年12月19日(月)
午前9:30〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
※火曜日休館
開催場所
越前和紙の里 紙の文化博物館
利用料金
大人200円(団体150円)
※高校生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方は半額
※卯立の工芸館との共通料金

創作と愛に生きた「夢二の世界」

 大正時代は西洋の文化や芸術が多く取り入れられるようになり、街では現代風の青年や若い女性が日々流行を追い求めていました。古い伝統と新しきもの、日本的なものと西洋的なもの、先取りの気質のものと退廃を好むもの、あらゆる物の狭間となり、大正時代には華やかな文化「大正ロマン」が花咲くこととなります。夢二は西洋の最先端のスタイルと日本古来の抒情性を強く掛け合わせた作品を次々と発表し、一躍時代の寵児(ちょうじ)となりました。
 本展では復刻木版画を中心に、夢二が表紙や挿絵などを手がけた「婦人グラフ」や「セノオ楽譜」など、約40点を展示いたします。復刻木版画には、国産楮で漉いたふっくらとした紙肌と優美で洗練された風合いが特徴の越前生漉奉書を使用しています。木版画では200~300回もの刷りに耐えることができる強靭さが最高の評価を受けています。
 

●ワークショップ
「漉いて押して楽しむ オリジナルはがきづくり」

日時:11月20日(日) 10:00~16:00

場所:越前和紙の里 パピルス館

内容:はがきサイズ(2枚取り)の紙を漉き、夢二が描いた椿や美人画の「消しゴムはんこ」を押して、オリジナルのはがきをつくりましょう。はがきの他に封筒もつくっていただけます。

料金:はがき(2枚)税込1,000円〜
   (紙漉き代 500円+スタンプ代 500円〜)
   封筒 税込1,500円〜
   (紙漉き代 1,000円+スタンプ代 500円〜)

所要時間:20〜30分

予約:不要

【お問合せ先】越前和紙の里 パピルス館

●物販
会場では、夢二の人気作を用いた紙小物・文具を販売いたします。「黒船屋」や「若草の少女」などの復刻木版画もご購入いただけます。夢二の世界が詰まったグッズや作品を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

【主催】越前和紙の里 紙の文化博物館
【協力】株式会社 港屋、岩野市兵衛